初手から重ーいタイトルで始まってしまいましたが、今回は僕や姉弟がされてきた虐待の内容と、
そこから脱却するまでの経緯をお話ししていきたいと思います。
うちって変かも??
虐待されているかもと感じたのは小学校3年の頃でした。
当時の母親はほとんど家に居ませんでした。
食事は作り置きがしてあったりなかったり。
姉が家にいる頃は、家の事はほとんど姉がしてくれていました。
当時思春期の姉にはまだ小さい弟や私の面倒を見ることはとても大変な事だったと思います。母は姉に特に当たりが強く、よく殴られているところを目にしていました。その時幼かった私達は姉が悪いことをしたから殴られていると思っていましたが、今考えると多々理不尽なことで手をあげられていたなと思います。そもそも自分の子供を殴っている時点でおかしいですよね。。
理不尽な事の例えを出すならば、テレビやゲームを禁止していたことなどです。思春期の中高生が理由なくテレビなどを禁止されて見ないわけもなく、、
姉はそんな状況でも私達の面倒見て学業と両立していました。
地獄の始まり
高校進学前まで実家にいた姉ですが、精神的に耐えられなくなり実家を出て、祖母の家で暮らすようになりました。そうなると攻撃の矛先は私達に向きます。姉がされていたように当然私や弟も殴られました。大好きだった姉が居なくなり、家事をやる人がいなくなったことで家はどんどん散らかっていき、母が食べ残したものを貪り飲み残したチューハイをジュースだと思い飲んでしまったりと、
まともな食事は出してもらえませんでした。
お風呂ではお湯の調節の仕方が分からず火傷をしたことや、消費期限が切れている食べ物を食べたせいで、夜中に身体中に蕁麻疹が出たこともありました。その時にすぐに助けてくれる身内はおらず、泣きながら痒みが治るまで苦しみました。後日祖母にそのことを話した結果、私達は児童相談所に行くことになり、約7ヶ月そこで過ごしその後の中学に上がるまでの3年間、養護施設で過ごしました。
施設での経験は別の記事でご紹介しているので是非ご覧ください。
地獄の本領発揮
中学1年の4月頃に施設から実家に戻ってきたのですが、本当の地獄はここからでした。
なんと生活保護になっていたことに加えて、アル中になっていました。役満もいいとこです。笑
(ちなみに2025年の今でもアル中です。タバコもスパスパしてます)
なんだかんだ小学生の頃は可愛がってくれることもあったので、100%虐待だとは思っていませんでした。ですが中学に上がった途端毎日のように怒鳴られたり、夜中から朝まで正座をさせられ罵声を浴びせてきたり、グラスを投げてきたり、食事を摂らせてもらえずこっそり学校の給食を持ち帰った日が4日間続いたこともあります。睡眠時間もまともに摂らせてもらえず、自律神経が狂い正常な判断が自分ではできないようになっていきました。
一度施設に入るとケースワーカーが毎月訪問に来るのですが、その時の私は母に逆らえず助けを求めることができませんでした。そんな日々が2年ほど続いたある日、ついに耐え切れなくなった私は母親に手をあげてしまいました。我慢の限界でした。良くも悪くもその日から母が私に暴力を振るったりすることは無くなりました。そこから私の素行も悪くなってしまい高校に進学後、家を出ました。
実家を出てから2025年の現在まで母と会うことはありませんでした。
まとめ
ここまでの記事を読んで今の貴方の現状の方が辛いと感じたり、もしくは同じような目にあっているのであればそれは紛れもなく虐待です。間違いないです。
現在私は双極性障害と強迫性障害の二つを持っているのですが、これは幼少期や思春期の出来事が原因で患うことが多い障害と言われています。これらを患っていると自分のパートナーや家族に同じような事をしてしまう危険性があり、本人はその自覚がないことがほとんどです。もし貴方や貴方のパートナーが少しでもそういう気質があるようなら、心療内科を受診しましょう。治療をしない結果、私の母のような毒親が生まれます。私自身治療前はパートナーに酷いことをしてしまうことが多々あり、まるで嫌いだった母のようでした。しかしパートナーのおかげで自分に障害があることに気づき心療内科を受診したことで症状は改善していっています。
親だから訴えてはいけないということは全くありません。
親だからこそ逃げづらい環境です。親から逃げるというのはとても勇気のいることです。
でも一番怖いのは自分自身が傷つくこと、また自分が周りの人や大切な人を同じように傷つけてしまうことです。
そうなる前に、未成年であれば児童相談所や市の福祉士などに相談しましょう。女性なら女性センターもあります。成人してるなら警察やそれが難しければ市の生活支援課や前述にある心療内科などに相談してみましょう。児童相談所や擁護施設と聞くとあまり良いイメージがなかったり、怖い印象がある方が多いと思いますが、正直言って私にとっては楽園でした。
勇気を出して一歩踏み出してみませんか?
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